外反母趾を自分で治す

あらためて自分の足指を見て、さぁセルフチェック

 

 

外反母趾を自分で治すには、適切なセルフチェックが欠かせません。あらためて自分の足指をとっくりと検分してみましょう。

 

 

外反母趾は、親指の曲がった角度=外反母趾角で決まります。外反母趾角は5~8度が正常、15度以上は外反母趾。20度までは軽症、20度~40度までは中度、40度以上は重症です。

 

 

自分で外反母趾をチェックする方法は、足の内側ラインで親指のつけ根が曲がる角度を測るもの。体重をかけて測るのが正しいので、紙の上に立って親指の出っ張りの前とうしろに定規をあて、2本の線を引いてその角度を分度器で測るようにしましょう。もし測定角度が15度以上のときは、整形外科での受診をすすめます。

 

 

外反母趾のチェックポイントは、1:足の彩指が外側に曲がっている、2:足の親指のつけ根の内側が痛い・飛び出ている・はれている・赤くなっている、3:足の親指が第2指(2番めの指)に重なっている、などです。

 

 

こうした症状を放置しておくと、親指が第2指を押し、第2指は第3指を、第3指は第4指をと連鎖的に押していくことになりほかの指まで外反。第5指は押されても靴にぶつかるため外反せず、前足部が広がったぶん靴の外側に押されて内反(内側に曲がる)し、“内反小趾”になってしまうのです。