外反母趾を自分で治す

こんなひとは、外反母趾に要注意です

 

 

外反母趾を治すより以前に、まずならないよう予防を心がけることがたいせつです。外反母趾の予防について、どんなひとがなりやすく、とくに注意しなければならないかをまとめてみました。

 

 

まず女性であるだけで、外反母趾になりやすいのです。その理由として、関節の柔軟性、柔らかさと男性に比べて劣る筋肉・筋力が挙げられます。“おばあさんかお母さんが外反母趾の娘さん”は、遺伝的に足の関節が柔らかい体質を受け継いでいる可能性が高いため要注意です。

 

 

また“関節が柔らかく、足が平らで親指が長い女性”、“決められた靴で長時間の立ち仕事をしている女性”も外反母趾になりやすいことを覚えておいてくださいね。

 

 

関節が柔らかいと靱帯が伸びやすく、筋肉が弱いと親指が靴に押されたときに簡単に曲がってしまい、だから外反母趾になりやすいのです。さらに、親指が他指より長い足の形状を“エジプト型”と呼び、親指が靴で押されて外反母趾になりやすいといわれています。ちなみに第2指が長い形状は“ギリシア型”、同じような長さの形状は“スクエア型”と呼びます。

 

 

外反母趾になりやすい骨格の特徴としては、第1中足骨骨頭の半径が小さいか関節面が小指側につきでていることなどが指摘されているようです。